フランス/C様 特注居合刀(一分反りの模擬刀身への本拵着せ)

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製作内容

刀身軽量刀身/2尺4寸5分
刃文直刃
反り1分反り
8寸5分、真剣柄(標準造)
柄形反り無し
柄巻正絹/黒、諸捻巻(標準巻)
柄地鮫皮 親粒付 短冊着/白
黒呂塗、真剣鞘(標準造)
下緒正絹/黒
T-076-3IR4 矢車図透鐔
縁頭K-052-2BR3 的矢図
目貫M-041-2BR3 蜻蛉図
C-052-2BR3 的矢図
ハバキ金仕上げ
切羽金仕上げ

製作後記

とある販売店様を通じて、海外のお客様から特注製作のご用命をいただきました。フランスでは高名な高段者の方と伺っており、居合関連のほか領事館の記事などにもその氏名が散見され、広範なご活躍がうかがえます。

模擬刀の反りを変えるということ

模擬刀は、刀身から外装までほぼすべての部材に規格が存在しています。そのため大量生産を行うことができ、お求めやすい価格の実現につながっています。また、昨今流通している特注製作も狭義では特注とはいえず、規格の適合する範囲内で部材の組み合わせを検討いただけるだけのレディメイドに過ぎません。

このため、外装の中心となるべき刀身の姿を大きく変えるご希望を承ることが非常に難しいのが現状です。刀身そのものは製作できても、既存の柄下地や鞘下地、ハバキなどの外装部材が適合せず、拵を製作することができないからです。

この状況を打破するための唯一の方法として、真剣と同様の本拵着せがあります。真剣は、二つと同じ姿の御刀は存在しません。ですから、拵はすべてその刀身のために専用製作されます。これと同様に、模擬刀身に加えてその刀身に合った外装の一点製作も合わせてご検討いただける場合、さまざまな姿の模擬刀身製作が可能です。(中には”物理的に可能”というだけで模擬刀向けの鞘に真剣を収める行為が時折見受けられますが、御刀のためにもご使用者様の身のためにも推奨されるものではありません)

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